マニ イーダーへの5つの質問

jpwhitedotblogpicture.jpgマニ イーダーへの5つの質問

ホワイトドットのプロスキーヤーであり、マイヤーホーフェンのパークシェイパーのヘッドであるマニ イーダーに時間を割いてもらい彼の近況、パーク、トリック、日常、怪我について語ってもらった。

プロダクションとテストとのあわただしいスケジュールの時間の合間に我々の質問に答えてもらう為に、奥チロルにいるオーストリア生まれのフリースキーヤーであり、我々のファクトリーのライダーであるマニュエル(通称”マニ”) イーダーを捕まえて話を聞くことに成功した。今日のスポーツシーンにおいて革新的スタイルと技術を追求しようとするスキーヤーの一人として知られるマニに、スキーのテスト、怪我のリハビリ、100万ユーロの費用をかけたマイヤーホーフェンの’バンズ ペンケン パークでのヘッドシェイパーとしての仕事などの忙しいスケージュールの中から、なんとか時間を割いてもらい、いくつかの質問に答えてもらった。

ホワイトドット(以下WD). マニ、昨シーズンは怪我、つまり競技生活ができないという期間があったりして、とても厳しいシーズンだったと思うけど、結局のところどうだった?

マニ イーダー(以下ME). そうだね、昨シーズンは膝の半月板を痛めてしまうという本当にひどい怪我だった。ダブルフラットスピン12という新しいトリックに挑戦していたんだ。とにかく一切の競技に参加できなくなったので、他のことに集中するようにした。例えば僕の家族の為や、また、できるだけ早く怪我から回復するように努めるようにしたよ。あとは、写真やビデオを撮ってもらうために少し軽くスキーをした;それが、ホワイトドットなどの僕のスポンサー達のためにできる最低限のことだったしね。それで、怪我から回復し、フィルム製作をしたけれど、その時はもうすでに春の真っ盛りだった。この怪我のシーズンの後、僕は今迄よりもずっとずっと強くなっていると思っている。夏の間中、少なくとも週に3回はトランポリンを飛んでいた。いくつかの新しいトリックを完成させ、そのうちのいくつかは、すでに雪上で試しているんだ。

WD. マニ、それってすごいトリックを完成させたよね。スイッチダブル12はとてもテクニカルだけど、どのようにビジュアル化してつくるの?それから、そのスピンのためにどんなトレーニングをするの? 

ME. それはスイッチじゃなくて、普通のダブルフラットスピン12!僕がフラット720のジャンプの時にノーズグラブからジャパンへとどんな風に飛ぶかわかるだろ?同じように感じるものだけど全く違うものなんだ。その為のトレーニングは、ほとんどトランポリンの上で行われたけれど、この特別なトリックはトランポリンの上で試すことはできない。なぜならば、ジャンプの時にスキーのポップを使うからね。ずっと長い間、そのトリックについて考えていた。そして、ついにその日が来たって感じ。ただ、実行するだけだった。最初はいい感じに思えた。その後、かなりローテーションしてしまったことに気がついたけど、充分にフリップインできなかった。ランディングに入る時には、そのスペースがないことに気がついた。まあ早い話が、13/4フラットスピン16をし、スイッチでランディングをしたんだけど、僕の身体の向きは前側に向いていて膝が悲鳴をあげてしまった。

WD. バンス ペンケン パーク(Vans Penken Park)のクルーの一人としてプロジェクトに関わっているよね?とてもやりがいがある仕事に違いないと思うけど、”マイヤーホーフェンオープン” や“ワングル タングル(Wängl Tängl)”といった非常に注目度の高いイベント用の特徴あるパークの設営に、マニのスキー経験をもとに創造性を発揮させるということって、どんな風に思う?

ME.  そうだね、僕がしたいことっていうのはライダー達にとって記憶に残るパークを作ること。もし、それが完璧に僕の責任のもとで作らなければならないとしたらマイヤーホーフェンのパークにも何ら違いはない。今年もまた凄いことになると思う、なぜならば、その一部は僕が本当に作りたいように作ることができるから。ヘッドシェイパーだからね、、、はい、かしこまりました、ボスってわけ! ”ワングル タングル”のために作ったような特徴を持つパークを作ることは本当に凄い経験なんだ。僕たちは、たいてい、百分の一の縮尺でプランを立てる。それで、まず計画された通りにそれを実現しようとする。だけど、そのプロセスで、もっと良いアイディアをだすことができる。フリースキーオープンは、もっと凄いんだ。だって、ほら、僕たちは雪から最高のコースを持ったパークつくり、それでできる本当に凄いスロープスタイルを必要としているから。僕たちはミーティングでパークを有名にするために、そしてライダーのために、何が良いかについてじっくり考える。それで、そんな時はたいていパークに出てすべてをチェックし、実際にその案が可能かどうか考える。それが僕が家族と一緒にいない時やスキーをしない時にする事なんだ。ヨーロッパで最大にして最高のスノーパークの一つを作るためにね。

WD. ところで、ホワイトドットファミリーの一員となってから、いくつかの有名なスキー場で滑っているよね。そのいくつかはニュージーランドのスノーパークを含む凄いフリースタイルのメッカだけれど、こういうところでの経験から、何かインスピレーションを得て、それらを自分のホームでのパフォーマンスに生かそうとした?それで、どうしてマイヤーホーフェンに落ち着こうと決めたの?

ME.  インスピレーションは僕が海外へ行く度に変わってしまうものだ。僕はそこで何人かの親友に会った。ニュージーランドのスノーパークのような所で滑ることは最高の中でもとりわけ最高の状況で滑るということ。そこで新しいトリックのヒントの多くを得ることができる。なぜならば、誰もがそれぞれに切磋琢磨しあって高め合っていく。僕がそこでのスキーから得たものとは、尊敬の気持ちを持つこと、楽しむこと、そして、スキル。つまり、僕がマイヤーホーフェンの地へと持ち帰り、実際に使える多くのトリックのためのスキルでもある。それと僕が会得したものとは、良いシェイパーとして、いかに優れたパークを建設し維持することができるかである。マイヤーホーフェンに落ち着くかどうかはまだ決めていない。当面はここに居なければならないということはとても嬉しい限りだけど。僕はここで未来の妻に出会い、小さなファミリーを持つことができたしね。

WD.  それじゃあ、最後に難しい質問。マニが何年も前に僕に言ったことで覚えていることがあるんだけど、イヤーブックを見てからスノーボードからスキーへと転向するためのインスピレーションを得たって言ったよね。マニの残りの人生のために、たった一つのスキーシーンを見て決めてしまった程のシーンって、一体どんなシーン?

ME. それについて思い出すのは難しいことではないよ。それは2004年の夏、僕の学校の友達が僕のところに来て次の様に言った。ねえ、スキーのビデオを買ったんだけど。それで、僕が一体どんなビデオ?って聞いたの。その時代はね、友達と僕は結構クールなガキだったんだ!スノーボードで360とインディグラブをしていたんだよ。とにかく、放課後、僕達は一緒にそのビデオを見た。それが、いわゆるイヤーブックというビデオ。冷静を装っていたんだけでど、僕の友達に、何だかすべてが間違っているように見えるからと言って、もう一度、じっくり間近に見ることができるように、2、3日、そのビデオを借りることができるか頼んだんだ。早い話がね、二日間で30回くらい見たよ!それは今迄見たビデオの中で最も素晴らしいビデオ。スノーボードなんかよりも、もの凄くいかしてる。僕の脳裏に焼き付いてはなれない一つのシーンとはタナー ホールの部分:音楽もかっこいいし、グラブも凄い。もう、ただただ素晴らしいスキーテクニックなんだ。まさに、これだって感じ。このワンシーンを残りの人生ずっと見ていられるくらい凄いんだ。

Whitedot Look Book 2013-2014 より抜粋

全てのコンテンツの無断転用、無断転載をお断りいたします。 m(_ _)m

This entry was posted in Whitedot Skis. Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s